病気に対する抵抗力・免疫が弱い赤ちゃんや子どもを守るためです。
病気にかかって命を危険にさらしたり、後遺症を残さないために、安全な予防接種で予防しましょう。
① 生ワクチン ワクチンが生きている状態です。
毒性をかなり弱めた『細菌やウイルス』を接種します。
その結果、病原体に軽く感染した状態になりますが、問題なく抵抗力をつけることができます。
生ワクチンは接種すると、次のワクチン接種まで1カ月から4カ月の様子見期間が必要です。
② 不活性ワクチン ワクチンが死んでいる状態です。
死んだ『細菌やウイルス』の一部を接種します。
その為、感染する心配はないですが、何度か打たないと予防の効果がでません。
不活性ワクチンは接種すると、次のワクチン接種まで1週間程度の様子見期間が必要です。
予防接種はかかりつけの病院で
受けましょう!
かかりつけの病院探しのポイント
- ・予防接種を受け付けている。
- ・予約が出来る。
- ・土曜日も診療を行っている。
- ・家から近くて行きやすい。
接種前後の赤ちゃんや子どもの体調に変化があった時、
普段の様子を
知るかかりつけの先生が近くにいると
安心です。
余裕のある出産前に探しておくと、ベターですね!
予防接種のスケジュールを
たてましょう!
予防接種のスケジュールをたてる前に!
- □ ワクチンは接種できる時期が来たらできるだけ早めに。
- □ ワクチンによって接種できる年齢や回数・間隔が違う。
- □ 個別接種や集団接種など接種方法の違いがある。(お住いの自治体に確認。)
- □ 個別接種ワクチンは保護者が自分で接種する病院を選ぶ。
- □ 任意接種ワクチンにも自治体によって公的補助がある場合がある。
予防接種当日のポイント
接種前
□ 当日の朝、赤ちゃんや子どもの体調に変化がないか注意しましょう。
- 熱や咳、鼻水などの症状がないか。
- 食欲はいつもどおりあるか。
- うんちの状態に変化はないか。 etc...
□ 受診の前に体温を測りましょう。
- 37.5℃を超える場合は予防接種ができない場合があります。
□ 忘れ物に注意しましょう。
- □ 予防接種予診票(接種券)
- □ 母子手帳
- □ 健康保険証
- □ 乳幼児医療症
- □ 現金(任意接種の場合など)
- □ 赤ちゃんや子どものおきにいりのもの(ぐずった場合などに活躍!)
□ 赤ちゃんや子どもの服装に気を配りましょう。
- 医師による診察があるため、着脱しやすい前開きの服がおすすめ。
また、注射の時に手足を出しやすい服が良いでしょう。
接種後
□ 飲食は接種後30分以上経過してからにしましょう。
- もしも嘔吐した場合、注射による反応かわからない場合があります。
□ 接種後の体調に変化がないか注意しておきましょう。
- 発熱や苦しそうにしていないかなど。
- じんましんや発疹が出ていないかなど皮膚の状態も見ておきましょう。